「リア充」ではなく「ただ日々を生きること」を何よりも大切にした女優・高峰秀子

公開日:  最終更新日:2014/12/28

高峰秀子(松山秀子)
1924年3月27日生まれ(〜2010年12月28日)
画像引用元:高峰秀子 – Wikipedia

昭和の名女優が徹底したことは、「目の前の毎日を地道に生きること」

 昭和を代表する名女優の1人である高峰秀子。映画の黄金期に、数多くの名画の主演を務めて高い評価を得、日本映画史上に残る大スターでした。しかし、普段の彼女の生活は地味そのもの。いただき物の骨董品の数々を慈しみながら、ただ繰り返される毎日を、地道に過ごしていくことを最も大切にした人でした。

 女優という華やかな仕事に就いていながら、周りの雑音に一切振り回されることなく、1人の人間として何を大切に生きていくべきかをきちんと知っていた人でした。「ただ繰り返される毎日・ただ繰り返されるやるべきこと」を黙々とこなしていた、「悟りの人」でもあった彼女は、人生というものに対して非常に謙虚だったのです。

「リア充」である必要はないと悟っていた人生

 今、「リア充」という言葉が流行っています。他人の目から見て、どれだけ行動的で輝いた毎日を過ごせているかというのが「リア充」の基準であり、人生を充実させたいと願う人ほど、リア充を意識し、他人の目を常に気にするのだそうです。

 しかし、高峰秀子にとって「リア充」は、最も意味のないものでした。オーディエンスの目を常に気にする女優という仕事を生業にしていても、「他人の目に振り回されて、人として最も大事なことを見失うようになっては本末転倒である」という考えを生涯貫いたのです。目に見えるだけの充実感や華やかさは時に楽しいものだけれど、度を超すと自分の人生を狂わせかねないとわかっていたのでしょう。

「足るを知ること」を大切に人生を全うする

 自分の目の前の生活を大切にし、目の前のやるべきことを粛々とこなした高峰秀子の一生は、「足るを知る」という人生でした。自分の持つ器の大きさを理解し、過剰なものを望まないことによって、生きるということに対して謙虚であることを全うした人生でした。目先の華やかさに左右されない、しなやかな強さを持った高峰秀子の生き方は、これからの世の中を生きるための、1つのヒントになるのではないでしょうか。

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