実際にあったメイドの身分差結婚 ハナ・カルウィック

公開日:  最終更新日:2015/07/05

メイド
※掲載している画像は当時のメイドの様子です。

ハナ・カルウィック
1834年生まれ(〜1909年)
画像引用元:メイド- Wikipedia

メイドのハナ・カルウィック

 少女コミックにありそうなメイドのラブストーリーがヴィクトリア時代にもありました。今回のヒロインはハナ・カルウィックです。

 ハナ・カルウィックはヴィクトリア時代に商家でメイドをしていました。8歳からメイドをしていたハナ・カルウィックは一人の男性に恋に落ちます。住み込みで働いていたため、仕えている家族が全員でかける日がハナが好きな人に会える唯一の時間でした。

 彼女の想い人であるアーサー・J・マンビーは、ケンブリッジ大学卒の法廷弁護士で上層階級の人間です。それでは、二人の身分差結婚はどのようなものだったのでしょうか?当時は上層階級と下層階級の結婚は受け入れられず、困難なものでした。

ハナとアーサー

 当時のメイドは上層階級の人々に仕えるものとされており、メイドを嫁に迎え入れるということはあり得ないことでした。
アーサーは働く女性の姿を見ることが好きで、ハナはよくメイドの仕事がどのようなものか話していました。アーサーがハナの仕えている家に訪れたときは、ハナがアーサーにメイドの仕事について家中を案内しながら教えていました。

 アーサーもハナの働く姿を見て、好意を持つとハナのいろいろな姿を見たくなります。アーサーは、ハナが仕えている奥方のドレスをハナに無理矢理着せます。掃除などで汚れた服を着ているハナしか見たことのなかったアーサーは、真っ白なドレス姿の彼女に時を忘れてしまうほどに見惚れました。

 既に彼女と人生を歩むことを決めていたアーサーは、ハナと人目につかないようにデートを重ねるのでした。しかし、身分差のある恋愛をしているだけでアーサーもハナも仕事を解雇されてしまうため、結婚するまでには時間がかかりました。二人が出会ったのはハナが二十歳のときですが、実際に結婚したのはハナが三十九歳のときでした。結婚式はハナの親族だけで行うなど、ひっそりとしたものでした。アーサーは働く彼女の姿が好きだったため、ハナは結婚後もメイドとして働き続けます。

 メイドとして働き続けたハナは日記を書いていました。当時の下層階級の女性の生活が記させれている書物は少ないため、大変貴重な資料として残っています。アーサーは下層階級の女性の働き方に大変興味を持ち、女性たちの働き方の改善へと努めるのでした。

 アーサーはメイド姿のハナとドレスを着飾ったハナのギャップが特に好きだったのでしょう。アーサーはハナのメイド姿とドレス姿の写真をいつも持ち歩いていました。

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