自分らしい生き方を貫く ココ・シャネル
ココ・シャネル
1883年8月19日生まれ(〜1971年1月10日)
画像引用元:ココ・シャネル – Wikipedia
プライドを高く持ち続け強く生きた少女時代
本名ガブリエル・シャネルは、幼少期を強く消したいと思っているほど、愛に飢え、貧しい生活を送っていました。12歳のときに、母親を結核で失い孤児院の修道女に預けられました。そして、ガブリエルは自分の孤独な境遇を受け入れられませんでした。
父親は行商人で家にいることが少なく、浮気癖も強い人でしたがガブリエルにとっては大切な父親でいつも帰りを楽しみに待っていました。父に捨てられ孤児院に行くことになっても、父親がハンサムで冒険が好きで旅を愛した人と、父親のイメージを守り続けていました。生活日を稼ぐために忙しく仕事をしていましたが、時間ができると父親の親戚を訪ねるようにしていました。
ガブリエルは人に弱い姿を見せるのをとても嫌う女性でした。ある日夜遅くに叔母の家を訪ねたとき、警戒して受け入れられ、質素なゆで卵をすすめられたときにショックを受けます。そのため、空腹にも関わらず、「卵が嫌い」だからと断り、その後も卵料理を食べずに過ごていたという話は有名です。実際のところ、シャネルは卵料理がとても好きだったので後に引けなくなってしまったのでしょう。
弱さを人前にさらすくらいなら平気な顔をして我慢すると、よく友人に話していたそうです。
シンプルで小さいデザインの帽子で有名に
将校であるエティエンヌ・バルサンに誘われ、パリ郊外で過ごしていたシャネル。エティエンヌ・バルサンは、女好きでしたが、シャネルは男性並に乗馬ができたためバルサンと馬ででかけるなど親しく過ごしていました。
シャネルは、友人の男性から借りた洋服を上手く着こなすなど注目を集めていました。その中で最も魅力的だったのがシャネルの帽子です。
シャネルは帽子に小さくてシンプルなデザインを好んでいました。
当時のシャネルがつけていた帽子はせいぜいお花か羽毛がわずかに装飾されているものでしたが、その帽子に女優やオペラ歌手が魅了され、シャネルにデザインを依頼したことがきっかけでメディアに取り上げられるようになり、シャネルの名が語られるようになりました。
ココ・シャネルの心に響く言葉
この誘惑に負けたら、わたしはだめになっちゃうわ。
わたしには、だれもきちんとするように言ってくれる人がいないんですもの。
自分できちんとしなきゃならないのよ。
生き生きとしていれば、醜いということはない